障がい者競技というのは、一般の学校、生活しているとなかなか情報が掴みにくく、
いつ、どのような大会があっているのか。参加基準はどうなっているのか等分からない方も多くいらっしゃる事でしょう。
私自身も、学生時代は障がい者の大会の存在を知らずに過ごしてきました。
この記事では、パラ水泳大会に関わる情報を掲載していきます。
大会には、大きく分けて、
「県主催の大会」
「日本パラ水泳連盟主催」があります。
※知的障害の方は「知的障害者水泳連盟主催」
✅県主催大会
佐賀県の場合は
年に2回
①「全国障がい者スポーツ大会」の選考会 毎年4~5月頃
②「パラスポーツ大会~みんなの大会」 毎年10月頃
が開催されており、参加基準は「県内在住者」「障害手帳保有」していれば誰でもチャレンジが可能です。
全国障がい者スポーツ大会(全障スポ)は毎年開催されている全国大会であり、選考会参加者の中で、
「成績優秀者」「障害区分」「大会の出場履歴」等総合的に勘案し代表が選出されます。
✅日本パラ水泳連盟主催
①地域ブロック大会 概ね毎月6月頃
九州地区なら九州障がい者水泳大会
関東地区なら関東障がい者水泳大会
と言った具合に、地域ブロック毎に実施がされます。
参加条件は?
日本パラ水泳連盟に会員登録している事です。
②日本パラ水泳選手権大会 概ね11月頃に開催
参加条件は?
✅日本パラ水泳連盟に会員登録している事
✅クラス分けを受講し障害クラスが確定している事(初回地域大会で受講する事となります)
✅地域大会やマスターズ大会など公認大会で障害区分毎に設けられている標準記録を突破している事。
現在の参加標準タイムは下記となっています。
日本パラ水泳選手権や全国大会は基本的に長水路(50m)プールとなっています。
日本パラ水泳選手権に出場したいと思っている方は、地域大会や公認大会で
対象種目の基準タイムを突破する必要があります。
③ジャパンパラ水泳選手権大会 概ね9月頃
※パラリンピック等国際大会実施の時は前倒しされる事有。
日本国内最高峰のパラ競技で、日本パラよりも厳しい標準タイムが設定されています。
④日本パラ春季チャレンジレース 毎年3月
毎年謎に静岡県で開催。
パラリンピックや、アジアパラ等国際大会の選考も兼ねる記録会です。
✅まとめ
パラ水泳の主要大会については以下となります。
その他、合宿や地域の大会・記録会も実施されております。
このブログを通じて、少しでも多くの方へ、パラ水泳への興味。関心を持って頂けると幸いです。